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Willson EffectsよりBluesbreakerを基にした歪みペダルが登場！

今日は総務省せいで気分が悪いですが、気を取り直してエフェクターの紹介をします。
(この話は最後に軽く紹介します)

Wilson Effectsというメーカーが新たに歪みペダルをリリースします。
この、Wilson Effectsの製品は、日本ではLotus Driveがほんの一部に出回っているようですが、ご存知の方は少ないと思います。(私もさっき知りました)

で、今日の新製品ですが、Black Tooth Grinという名前で、MarshallのBluesbreakerをベースに、現代的な使いやすさを取り入れたとのこと。

メーカーホームページの商品紹介の最初の一文では｢このペダルは、今まで製品化されたエフェクターやアンプの中でも、最も評判の悪いMarshallのビンテージBluesbreakerを基にしている｣と書いてあります。

これは単にブラックジョークなのか、Marshallへの挑戦なのかはわかりませんが・・・。

ビンテージのBluesbreakerと比べてTrebleや2つのトグルスイッチが追加されております。これによって現代のシーンにも対応できるようにしたとのことです。(トグルスイッチはGainのコントロールスイッチのようです)

他に挙げられている特長としては、

• スイッチクラフト製のジャックを使用
• Burr BrownソケットのICチップを使用
• ハイクオリティのポリフィルムコンデンサーを使用
• Alpha Carbon filmのポットとトグルスイッチを使用

すみません・・・回路や構成部品に対する私の知識が乏しいので、怪しい部分はそのまま英語で書きました。

なお、You Tubeに公式動画がアップされているのでこちらも紹介します。

 

Bluesbreakerを弾いたことが無いのでわかりませんが、ビンテージ感を出しつつも新しめの音という印象を受けます。

なお、今時点でリリースはされていませんが、｢発売前にホームページで購入すると15%Offで買えるよ！｣と記載されています。その前に値段が不明なんですけどね。

公式ホームページ

 

ちなみに、冒頭に書いた総務省の件とは・・・・

総務省が700MHｚと900MHｚの周波数を携帯電話事業者等に割り当てる方針を進めているようで、これまた随分ひどい話が一部の関係者のみで進められております。これにより現状700MHzの帯域を利用しているライブやコンサート関係のワイヤレス製品は全て交換をする必要が出てきます。

詳しい記事はこちら

時代の流れとか経済的視点とか言われればとりあえず正論には聞こえますが、周波数を変更することで被害の出る人に対し、一人残らず、然るべき対応を心がけて欲しいですね。(機材の無償交換などは当然でしょ)

とりあえず、最近の政治に多い中途半端な対策は勘弁して欲しいですね。。。

SchecterがTempestシリーズのホロウボディ版(?)を発表

SchecterのDiamondシリーズにTempestというギターがありますが、そのTempestと似たシェイプのギターが発表されました。

名前は、｢T S/H-1｣と言うそうですが、このTと言うのがTempestのTなのかは不明です。

ちなみにこんなギターです。

自分の中でのSchecterのイメージとはだいぶ異なるデザインです。
TempestシリーズについてはSchecterのHPをご覧下さい。

今の時点では詳細が不明ですが、簡単な特徴を挙げると・・・

• 片方だけキャッツアイのホールがある(模様では無いようです)
• メイプルボディのセミホロー仕様
• メイプルネック、ローズウッド指板
• 特殊なテールピースによりバランスの取れてトーンとサステインを手に入れた
• ピックアップは、Schecter特性のミニハムバッカー、
• カラーは、シルバー、レッド、ブラックの3種類とのこと

値段やリリース時期の情報は見つかりませんでした。おそらく未定だと思います。

オリジナルのデザインが多いSchecterですが、このデザインは好みが分かれそうですね。

GibsonのNighthawkが2010年版としてリリースされます！

GibsonのNighthawkというギターをご存知でしょうか？

簡単に調べたところ、93年～98年まで生産されていたギターでGibsonにしては革新的な試みをしたものの、あまり売れずに生産完了になってしまったようです。

自分は過去に1～2回見たことある程度で、Gibsonにしては珍しいギターだ、というくらいの記憶しかなかったんですが、このNighthawkが再度リリースされるようです。

その名も｢The Nighthawk Standard 2010｣です。
そのままですね。まぁ、ひねったネーミングにする必要もありませんが。

しかし、見た目はだいぶパワーアップしております！！

どちらかと言えばGibsonよりPRSっぽい豪華さですね！

全体写真はこんな感じです。

ゴールドパーツがかっちょえ～ですな。

日本のGibson公式ページには音沙汰ありませんが、USAのページでは結構な反響を呼んでいるようです。そのUSAのページにこのギターの特徴が長々と書かれていますが、軽くかいつまんで特徴をピックアップしたいと思います。

• ハイグレードのAAAキルテッド･メイプルトップを使用
• フロンピックアップはGiboson製｢BurstBucker1｣、リアは｢BurstBucker2｣、センターは｢blade｣ピックアップ
  (この｢blade｣は、Gibsonのオリジナルっぽいです。)
• ボリューム･トーンはプッシュ/プルタイプで、タップが出来るようなことが記載されている。
  (英文：Push-pull master Volume and Tone controls pull sweet single-coil tones from the BB1 and BB2.)
• 5ウェイピックアップセレクター
• ニトロセルロースフィニッシュ
• ブリッジには音質、見た目、調整に優れたビンテージクルーソンタイプを搭載
• 深めのシングルカッタウェイで弾きやすさ抜群

Gibsonのホームページにはかなり細かく解説がされているので、ご興味のある方はご確認ください。
⇒　こちら

なお、色は3種類ですがそれぞれに名前がつけれられていて、茶色が｢Memphis Mojo｣、赤が｢St. Louis Sauce｣、青が｢Chicago Blue｣とのこと。

メーカー希望価格はいずれも$2,299です。

う～ん、今はギターは欲しくないので買わないと思うけどこれは格好いいですね～。

デンマークのエフェクターメーカT-REXよりのReptile2が登場！

LEGOブロック誕生の地として有名なデンマークより、T-REXが新しいエフェクターをリリースしました。

正しくは新しいと言うよりも、現行機種｢Reptile｣の後継機です。

名前は単純に｢Reptile2｣です。

ただ、単純にパワーアップした！・・・と言うより変更部分があると言ったほうが正しいかもしれません。

変更部分をピックアップいたしますと以下の2点です。

• MODULATIONのフットスイッチが廃止され、代わりにTAPスイッチが装着された。
• FLUTTER部分に新たにTONEノブが追加された。

TONEノブについては単純に機能追加になりますが、MODULATIONが廃止されたことについては利用者の方から見てどうなんでしょうね？(私は使ったことが無いので、その重要性はわかりません)

メーカーからの情報では、その他の機能や音質については特に触れられていないので変更は無いと思います。

 

DimarzioよりPaul Gilbert(ポール･ギルバート)モデルのピックアップがリリース

つい最近、自分の人生の中で最も大きな虫歯を発見して、その治療に2週間近くかかっているんですが、この治療期間は｢仮の対策｣しかされないので、涼しいはずの秋風ですら痛みを感じます。。。

そんな中、今日はこのニュースをお届けします。

えっと・・・これは歯医者とは関係ありません。写っている人は医療関係者ではなくポール･ギルバートです。
Racer Xを始めた辺りから奇行が目立っていますが、遂に(?)ここまで来ましたね

ちなみにこれは趣味で持ってきたわけではなくDimarzioの新製品の広告です。
今回のピックアップは、ポールのシグネイチャーモデルだそうです。

名前は、｢Injector｣とのことで、シングルコイルタイプです。
型番は、フロントがDP422、リアがDP423です。(センターはありません)

このピックアップは以下のような特徴を持っています。
(英語を直訳している部分は表現が少し変です。。。すみません)

• ハムキャンセルシングルコイルである
• (ピッキングに対する)スピードとダイナミックレンジに優れている。
• 通常のシングルコイルより40％を下回る磁力にすることで、スピードとクリアさを実現した。

また、ポール本人による動画の解説もあります。

 

｢低音弦でもクリアな音が出るのに、決してトレブリーではないよ。｣とのことです。

(個人的には)そこまでクリアな印象はありませんが、セッティングが不明なのでこれだけではわかりませんね。(自分の耳が悪いだけかも知れませんが(汗)

公式からの情報ではありませんが、価格は$109とのこと。Dimarzioなので、日本でもあまり変わらない価格で購入できると思います。

ちなみにこのピックアップは、最近リリースされた｢Fuzz Universe｣というアルバムで聴けるとのことです。

個人的には｢Fuzz Universe｣よりこっちの方が注目です！
Mr.BIGの新アルバムです。

65AMPS社のアンプ2機種が日本上陸！

昨日に続いてアンプネタをお送りいたします。
Bruce Springsteen（ブルース・スプリングスティーン）などが利用しており、一部の間では評価の高い65AMPS社のアンプ2機種が日本に上陸いたします。

なお、日本の代理店はVanzandtで有名なトーラスコーポレーションです。

今回上陸するアンプの名前は、

• 「TUPELO」（チュペロ）
• 「LlL' ELVIS」（リル・エルビス）

です。両アンプともヘッドとコンボがそれぞれリリースされるようです。

ちなみにこの2機種は見た目が非常に似ています。

左の画像が「TUPELO」で右の画像が「LlL' ELVIS」です。
スイッチの数もつまみの数も形も同じなのでなんともわかり辛いですが、パネルのアンプロゴの下にこっそりと名前が書いてあるので、そこで見分けが付きます。

スペックの主な違いをピックアップすると

■TUPELO
出力: 20 ワット
真空管: 12AX7 ×3本,、6V6 × 2本

■LlL' ELVIS
出力: 12 ワット
真空管: 12AX7 ×3本、EL84 × 2本

■2機種共通の仕様
コンボスピーカー: 1x12' Celestion G12H30
コントロール類: Volume, Smooth switch, Tone, Bump switch, Intensity, Speed, Master
その他: エフェクトループ, フットスイッチジャック, デュアルスピーカーアウト, 8Ω/16Ωインピーダンス出力(LlL' ELVISは、インピーダンスが8O & 16Oと書いてありますが8Ω&16Ωの間違いかと思います。)
キャビネット: Finger-jointed Baltic birch
サイズ: ヘッド: 幅61cm、奥ゆき21cm、高さ26cm;
コンボ: 幅62cm、奥ゆき25cm、高さ49cm
(1インチ=2,5センチで計算、小数点以下切捨)
重さ: ヘッド:13kg , Combo: 25kg
(1lbs=0.45kgで計算、小数点以下切捨)
アクセサリー:　フットスイッチ

サンプル音源も添付いたします。

■TUPELO

 

■LlL' ELVIS

 

LlL' ELVISのクランチはヤバイくらい好みの音です。強くかかったトレモロはちょっと苦手ですが。。。
メーカーにホームページには、もっとたくさんのサンプル音源がありますので、ご興味のある方はそちらもご確認ください。⇒　リンク

ちなみにLlL' ELVISのELVISというのはプレスリーではなく、コステロのようです。
コステロはこのアンプをステージのメインアンプの一つとして使っているとのこと。

今の時点ではトーラスコーポレーションは値段を発表しておりませんが、別情報によると、価格は両方とも399,000円とのこと。
ただ、この値段はヘッドなのかコンボなのか、もしくはヘッドとキャビセットなのかは不明です。

本国での価格は、Combo - $2,295、Head - $1,850なんですけどね。

Paul Reed Smithからスタックアンプが登場!!

遂に来ました。
今までの小型アンプとは打って変わって、本格的なスタックアンプがリリースされるようです。

名前は・・・“C”のようです。
いくらなんでもこのネーミングは使いづらいと思うのですが・・・それとも仮称なんですかね。。。

先ずは特徴を箇条書きでご説明いたします。

• 50ワットのヘッドアンプ
• 2チャンネル仕様(掲示板の2chではありません)
• 真空管にEL34を搭載
• Cinemagのトランスがアグレッシブなビンテージトーン出力する
• リバーブ搭載
• Volume, Treble, Mid, Bass及び ブライトスイッチがそれぞれのチャネルに搭載されている
• 4,、8、16オームに対応
• バイアスは固定
• センドリターン搭載(レベル調整可能)
• フットスイッチにより1⇔2チャネル切り替えと、リバーブのOn/Offが可能。

この中でも特徴的なのが、｢Cinemagのトランス搭載｣というところのようですが、Cinemagが何なのか、調べてもわかりませんでした。(ブランド？のように思えましたが詳細はわかりません)
なお、キャビの情報は現段階ではありません。

PRS社からのメッセージでは、トーン、デザインなどで新しい領域に達した・・・というようなメッセージがありますが、どんな音になっているのか非常に楽しみです！
ひょっとしたら、ギターと同じように新しいスタンダードを築くほどの完成度を秘めているかもしれません。

ちなみに発売日は｢間もなくだよ｣とのことです。

Lovepedalより、初期クラプトンの音を狙った歪みペダルが登場！！

今日は天気の良い休日でなかなか気持ちの良い一日になるはずでしたが、隣国ではとんでもないことになっていて複雑な心境です。

で、今日は超ミニペダルで有名なLovepedalから新しい歪みペダルがリリースされると言う情報を入手したのでそれを紹介したいと思います。

その名も｢The Englishwoman｣です。
中々良いネーミングですね。Digitechの｢クロスロード｣より一ひねりしてあって好感が持てます。
(あくまで名前に関しては)

見た目が随分と豪華ですね。ツマミがマーシャルアンプと同じタイプなのも珍しいですね。

このペダルですが、Lovepedalの公式サイトにも詳しいことが掲載されていないため詳細は不明です。
少ない情報をまとめると、

• クリーム時代のクラプトンの音を目指したサウンド(いわゆるウーマントーン)
• ハンマリング、プリングにも素晴らしい反応を示す、｢バターのように｣クリーミーなディストーションサウンド
• 3つのクリッピング・モードによって、クラプトンサウンドに近づける

とのこと。また、公式サイトからの情報ではありませんが、値段は$245だそうです。

動画も見つけましたので、掲載いたします。

 

そういえば、昔はよくクリームを聴いていたけど最近は聴いていないなぁ。
音はある程度まね出来ても・・・自分のコピーしたクロスロードはニュアンスがしょぼくてがっくりした記憶しかありません(汗)

ESPから9mm Parabellum Bulletモデルのギター & ベースが登場。

ESP本家とグループのGrassroots、Edwardsから9mm Parabellum Bulletモデルのギターとベースが登場するようです。・・・といってもリリースは2011年の3月～4月と随分先ですが。

早速一つずつ紹介します。

まず、ボーカル&ギター菅原卓郎氏のモデルです。

名前は、「Bricoleur（ブリコルール）」といいます。ESPからリリースされるのが、「Bricoleur」でその廉価版としてEdwardsからリリースされるのが、「E-Bricoleur」だそうです。
定価は、実売でESPが約350,000万円で、エドが約78,000円です。
ここまで価格差があるので、欲しい方は悩むことはなさそうですね。

ESPモデルの詳細はこちら。

Edwardsモデルの詳細はこちら。

次は、ギタリスト滝善充氏のモデルです。

こちらは、Grassrootsからリリースされるようです。名前は「G-SF-61 Taki」。
なお、このギターにはメイプル指板のものとローズウッド指板のものがあり、実売価格は約45,000円です。
今までのモデルとはピックアップが異なりますが、あまり大きな変更はなさそうです。

詳細はこちら。

で、最後はベーシストの中村和彦氏のモデルです。

こちらもGrassRootsからリリースされます。名前は「G-AP-65 Kazuhiko」。
こちらのベースにもメイプル指板のものとローズウッド指板のものがあり、実売価格は約48,000円です。
こちらも前モデルから大きな変更はなさそうです。

詳細はこちら。

自分の世代になると、9mmのような最近の音楽に触れる機会が減ってしまう傾向にあり、正直私も詳しくは知りません。。。

なので、こういう紹介をきっかけに最近の音楽に触れねばな～、なんて思ったりもします。

エフェクターの紹介～ Marshall Drive Master ～

土日は楽器関連会社さんもお休みのところが多いようで、新製品情報を入手できないので、たまにはエフェクターのレビューをしたいと思います。

で、今日登場するのは、最近購入したMarshallのDrive Masterです。

以前、ここのブログでも紹介したShred Masterや同時期に出回っていたBlues Breaker兄弟のような関係で、見た目は文字の色以外全く同じです。

では、音の方はと言うと、Shred Masterと同じようにMarshallアンプっぽさがありますが、Shred Masterと大きく異なるのは、音抜けが非常に良いところです。

その反面、各ツマミの位置を真ん中にしても低音があまり強くないことや、高域を上げると音がカリカリになってしまいます。なので、イコライジングは思い切った設定をすると丁度良い加減になります。

Shred Masterはアンプの設定を含めてイコライジングをハイよりにしないと音が抜けて出てこないところがあり、そのためOn/Offとでトーンが大きく異なってしまう問題がありますが、Drive Masterではその点は気にせずに音作りが出来ます。

歪みの強さは、GAINを最大にした状態でオーバードライブより少し歪んでいる程度です。
まぁ、このエフェクターが発売された当時では、今ほどのハイゲインが求められていなかったので、これが普通だったのかも知れませんが。

その分、GAINはわりとどの位置でも使えるので、ブースターとしても、単発のオーバードライブペダルとしても使えます。個人的にはGAINを高めに設定したほうが好みな音になりますね。

実に使いやすいペダルですが、良くも悪くも歪みの音自体に独特な部分があります。
なんというか・・・普通の歪みの音が｢ざらざら｣という表現になるとしたら、このペダルは｢ショワショワ｣という音がします。この音を苦手な人もいると思います。

もう一つの欠点として、バイパス時の音がかなりハイ落ちしますので、、前段にバッファーをつなぐなどして対策をする必要があります。

その二つさえクリアできれば、非常に扱いやすい、良いエフェクターだと思います。