coolbreaksound

ブログの更新を2，3日お休みします。

毎日見てくださる方もいらっしゃるので、簡単にご挨拶させていただきます。

明日12月12日より約3ヶ月、語学学習のためアメリカに渡米しますので、移動およびネット環境が整うまでブログの更新をお休みいたします。

ご迷惑をおかけして申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。

Seymour Duncanから、はんだを使わずにピックアップ交換を可能にするボリュームポットが誕生

な、な、なんとSeymour Duncanが｢はんだ｣を使わずにピックアップを交換できるようにしたボリュームポットが登場するとのことです！

しかも、ポットなのに名前が付けられています、その名も｢LIBERATOR｣です。
メーカーのうたい文句に｢ドライバーのみでピックアップが交換できるよ｣とあります。

これがその画像なんですが、見るからに普通のポットとは違いますね。(値段も違いそうです・・・)

｢はんだを使わずにどうやってピックアップを取り付けるの？｣と言う疑問が出ると思います。答えは非常に簡単です。スクリュー式になっているんです。

画像の緑の出っ張りの中に穴がいくつか開いているのが見えると思いますが、ここがスクリューになっていて、ここをドライバーでまわして開け閉めをするようです。

こんな感じです。

メーカーホームページにこのポットを使って2分以内にピックアップを交換している動画があります。
(あまり参考にならないかもしれませんが・・・)
ご興味のある方はこちらをご覧下さい。

なお、このポットは250Ωと500Ωの2バージョンリリースするとのことです。

ピックアップの交換サイクルが早い方には必須アイテムになるかも！？

iPod、iPhoneが高性能ポータブルレコーダーへ早変わりする機器登場！

今日は楽器とは直接の関係ありませんが、iPod、iPhoneユーザーには非常に便利そうな機器が発売されるとのことで、それを紹介したいと思います。

Blue Microphonesというメーカーからリリースされる「Mikey 2」というものです。

これは、iPhone、iPodの録音機能をスタジオで使えたら・・・という音楽人の小さな夢の一つを叶えてくれる機器になりそうです！！

既にメーカーホームページにはマニュアルが掲載されているので、その中から特徴をピックアップしますと・・・

• appストアにあるMikey専用のアプリ「Blue FiRe」(無償)を利用することで、CDクオリティの高品質サウンドで録音することができる。(性能をフルに活用するために、Blue FiReの利用が推奨されている。)
• 携帯用デバイスとしては前代未聞の高品位を誇る。世界の様々な賞を受賞してきたハイエンド・マイクロフォン・メーカー、Blue Microphonesがデザインしたため当然とも言える。
• 3段階のマイク感度を調整できる「センシティビティー切り替えスイッチ」を装備しており、これによって、会話や会議、アコースティックライブからカーレースまでありとあらゆる音量を最高品質で録音可能。
• 縦方向に7アングル、横方向には230度回転可能

とのことです。

マニュアルを見ると、「高品質」という言葉が何度も出てきます。
そして、とどめはこの動画。

 

すげぇ！　もうSONARはいらないかも。。。(いや、ちょっと期待しすぎか？？)

気になるお値段は、Amazon.comで$62.18でした。
日本での発売は12月中旬のようですが、これは是非欲しいです。

ただ、一番気になるのはiPadで使えるかどうか・・・とりあえずアプリは動きましたが。

Line6のHD300を検討中

最近ブログを更新するネタがなくて、更新が滞っていますので、個人的に今欲しいLine6のHDシリーズについて書いてみようと思います。

このHDシリーズは、HD300、HD400、HD500と三種類あり数字が大きくなるにつれてサイズと機能と値段が大きくなります。

細かいスペックなどについてはメーカーのホームページを見ていただくとして、私が気になっているのはHD300です。なぜ300かというと、値段と機能がお手ごろだからです。

ですが懸念点が2つほどあります。それは

• サイズや重量が大きすぎやしないだろうか？
• BossのME-70を持っているのに本当に必要なのか？

というところです。

HD300のサイズですが、何故かメーカホームページのスペックには掲載されていませんでしたが、Line6のコミュニティページには載っていましたので転記します。

・HD300
Dimensions (cm): 47(w) x 26(d) x 8(h)
Weight: 4.03kg

・HD400
Dimensions (cm): 52(w) x 26(d) x 8(h)
Weight: 4.3kg

・HD500
Dimensions (cm): 55(w) x 27(d) x 8(h)
Weight: 4.8kg

ちなみに、今もっているBossのME-70やME-70を買う際に比較検討したGT-10やtc electronicのNova Systemも併せて見ると

・ME-70
Dimensions (cm): 38.4(w) x 22.9(d) x 10(h)
Weight: 3.5kg

・GT-10
Dimensions (cm): 54.2(w) x 27.2(d) x 7.7(h)
Weight: 4.9kg

・Nova System
Dimensions (cm): 28.4(w) x26.7(d) x 8.9(h)
Weight: 1.85kg(！)

つまり、HD300はME-70とGT-10の中間くらいの大きさと重さのようです。正直数字だけ見てもよくわからないですね・・・。
GT-10を見たときは｢これは持ち運び出来ないな｣とすぐに思いましたが、HD300はどうなんだろうか？

というよりもME-70を持っているのに本当に必要なのか？というところですね。
ME-70の歪みは悪くは無いんですが、音のバリエーションがいまいち少ない(シミュレーターの歪みはトーンが違うだけで、根本的な歪み方は同じなので・・・)と感じているところなので、やはり数種類のシミュレーターが入っているPODは興味があります。

結論としては、以下の3点が自分にとっての購入のポイントになりそうです。

• 歪みの音がME-70より自分好みか？
• ディレイの音質は良いか？(他のエフェクトは気にしません)
• 持ち運びできるサイズと重さか？

10月31日に発売なので、出たら試してみようかと思います。

ディレイとBPMの密接な関係

変な題名を付けてしまいましたが、ディレイをより効果的に使おうと思い、ディレイタイムをBPMに合わせて正確に設定してみようと思いました。

まぁ、いまさらな気もしないでもありませんが、考えてみたらこういう試みを一度もしたことが無かったので。
自分への備忘録の意味を込めて書いています。

で、まずは超初歩的なところですが、以下の2つの言葉の意味をしっかり把握します。

BPM = 1分間に4部音符が刻まれる回数。(Beats Per Minuteの略、読み方はそのままビーピーエム)
msec = 日本語ではミリ秒と訳されます。つまりは1,000分の1秒のことです。msと略されることもよくあります。(読み方はミリセック、ミリセカンドなど)

ちなみに4部音符とは、極端に例えるとフォービートの長さの音符です。ロックでは8部音符(8部刻み)の方が主流ですね。

さて、早速考えて見ます。

例えば、BPM=130の曲で8部刻みの曲があるとします。
この曲で8部刻みのアルペジオを弾きますが、ディレイの効果で16部に聞こえるようにしたい場合、ディレイは何msecに設定すればいいのか？

・・・と、自分で問いかけをしてみたもののさっぱりわかりません。それっぽい値を感覚でもできそうですが、やはり正確に計算を試みることにします。

①　まず、BPM=130なので1分間に4部音符が130個入ります。
②　今回は16部音符(16部刻み)なので、4部音符の4倍の速さになります。
③　つまり、1分間に音符が520(130×4))個入る計算になります。
④　1分間に520個ということは、1秒間に8.6個(520秒÷60個)の音が入る計算になります。
⑤　1msecは1,000分の1秒なので、逆に考えて1,000msecで1秒になります。
⑥　1,000msecの中に8.6個の音が入るので、1,000を8.6で割り算をすると、1つの音の長さが計れます。
⑦　よってこの場合は、1,000÷8.6=116.2になります。
⑧　つまり．．．！　ディレイタイムを116msecに設定すればいいのです!

まとめると、以下のような計算式で割り出せます。この式だけでもメモしておけばOKです。
ディレイタイム = 1,000 ÷ (BPM × (刻み数÷4) ÷ 60)

例えば、150bpmの8部刻みの場合、
= 1,000 ÷ (150 × (8÷4) ÷ 60) = 200　になります。

もっと効率のよいやり方があれば、ご指摘いただけると幸いです。
それにしても文系なので、久々に数学(算数？)をすると頭が痛くなりました。

ギター、エフェクターレビューサイトをリニューアルしました。

サーバーのトラブルでしばらく公開をストップしていた、レビューサイトのCoolbreak.soundがようやく以前と同じように皆様にご覧いただけるようになりました。

予想より時間がかかってしまい申し訳ございませんでした。
そして、その間にもかかわらずレビューを投稿していただいた方には大変感謝しております。

以前より気合をいれてホームページの管理に努めたいと思います！！

ギター、エフェクターレビューサイトのCoolbreak.soundは以下のアドレスです。
http://www.dance-net.jp/coolbreaksound/index.html

今後ともよろしくお願いいたします。

Gretsch Filtertronピックアップのタップについて

前回の記事で、リアピックアップをフィルタートロンからハイロートロンに変更したことをお伝えいたしましたが、このままだと音のバランスが悪くなることは前もって想像できていたので、少しでもバランスをよくするためにフロントにつけているフィルタートロンをタップしました。

まず先に、タップしたフィルタートロンの音のイメージをお伝えさせていただくと、

「確かに変わる、ただ、思ったより変わらない」

という印象です。

たまに噂されるようにフィルタートロンがハイロートロンの音に変わるということはありませんでした。
変化の具合を言葉で表現するのは難しいですが、「音が少し細くなった分、ニュアンスを拾いやすくなった気がする」ぐらいです。良く言えば少し繊細になりました。

音的に使えるかどうか？と疑問を持たれる方もいると思います。自宅のアンプで鳴らした程度ですが、今のところ使えない音という印象はありません・・・これはこれで問題なく使える音だと思います。

ただ、タップする前のフィルタートロンの味もそのまま残っているので「元々の音が嫌いだからタップしたい」と考えていらっしゃる方は、注意が必要です。
なお、元々のフィルタートロンは歪みの乗りが良くありませんが、それについては少しよくなっているとは思います。

さて、実際の変更方法ですが、以下に画像を付けて解説させていただきます。
ただ、これは現行(Fender社に買収される前の物と思われます)のGretsch社のフィルタートロンなので、年代による違いや、TV Jonesなどは異なる可能性があります。(大きな違いは無いと思いますが念のため・・・)

また、改造前の半田付けが明らかに素人のものなので、取り付け方が多少変わっている可能性がありますが、大まかな変更は無いはずです。

ちなみにGretschの回路図は、Gretsch社のホームページにあります。
公式にしては少し適当ですが、ご参考までに。(Gretsch Guitar Wiring Diagramsという項です)

まず、フィルタートロンの裏側を見てみましょう。
ちなみに、今回はピックアップをギターから取り外して作業しましたが、少し気を使えば取り外さなくても作業できます。

 

これを横向きにして撮ったのが次の写真です。

赤い線がわずかに出ているのが見えます。この赤い線がポイントで二つのコイルからそれぞれこの赤い線が出ていて、赤い線どうしをつなげることでハムバッカー化しております。つまりこの赤い線の結び目を解いて、片方だけを出力に繋げればそれでタップしたことになります。

わかりやすくするために、半田付けされている金色のプレートを取り外します。

すると二つのコイルの間に石のような見栄えのマグネットが挟まっていますので、これを取ります。
手で軽く引っ張れば取れます。

するとマグネットの下に赤い線の接続部分が出てきます。接続部分は一応カバーされていますが、これも軽く引っ張れば取れます。

カバーを取ると半田で線が結合されていますので、それを解きます。
あとはマグネット、プレートと外したものを付けて、この赤い線のどちらかを出力の部分につければ終わりです。

本当は黒の線と同様にプレートの半田部分につけたほうがいいのかもしれませんが、このプレートは見ての通り金属製で、半田ごての熱を奪うため、半田を溶かすのに時間がかかります。

なので、悪い例ですが、プレートではなくその先の線に直に付けてしまいました。(上の写真です)
もう一つの赤い線は、何かにぶつかってショートしないようにビニールテープでも巻いておきましょう。

これで終わりです。

ちなみにこの改造は、何かを参考にして実行したわけではなく、論理的にこれで出来ると思ったやったものです。
ですので、この改造で問題が起きても責任は取れません。あくまで自己責任で実施していただくよう、お願いいたします。

ちなみにタップしても、リアのハイロートロンよりパワーがあります。。。

Mansons Guitar について

ちょっと突然ですが、Mansons Guitarについて紹介したいと思います。
Mansons Guitarとはイギリスにあるギターメーカーです。MUSEのマシュー・べラミーが使っており、MUSEが有名になるにつれて知名度もあがっているので、ご存知の方も少なくないかもしれません。

マシュー・べラミー以外にも元Led Zeppelinのジョン・ポール・ジョーンズも使っていることから意外と地元では有名なのかもしれませんね。

で、最近(でもありませんが)マシュー・べラミーのシグネイチャーモデルが出ましたが、このギターの中にはZ.VEXのFuzzFactoryが組み込まれていて、なんとFuzzFactoryの発信音を手元で操作できるというスーパーギターなのは、ご存知の方も多いと思います。

このギターを使ってみたい！！と考えていらっしゃる方は、結構多いのではないでしょうか？？

ですが、いかんせん値段が高い、ということとシグネイチャーモデルをそのまま使うのに抵抗がある、という考えを持っているのは私だけではないはず。。。

そこで！！　実はMansons Guitarにはこんなギターがあります。

これはFenderのTelecaster Deluxeを元にMansons GuitarがMODをしたもので、Mansons Guitar Shopで販売されています。Shopホームページ

ピックガードがミラーになっていることと、ピックアップがMansons製のものに変更されているのは一目瞭然ですが、ブリッジの後ろ側にスイッチがあるのにも気づきましたでしょうか？

これは、FuzzFactoryを操作するスイッチです。つまり、FuzzFactoryが組み込まれているんです。

いや～これは欲しいですね。値段は、約￡1300と少し高めですが興味をそそります。

ちなみにこれはMODの最上位シリーズで、SquierのTeleであれば約￡570で購入可能です。
Squierにしては高い気がしますが、FuzzFactoryが入っておりピックアップも交換されているので妥当かな・・・？

最後に、MUSEのライブ映像を添付します。FuzzFactoryが炸裂している初期のライブ映像です。
それにしても、この頃は勢いが凄いですね。。。(ちなみに私はMUSEのライブへ5回行っている大ファンです)