ネタがなくなってきたので、再びエフェクターの話題になります。今回はいつもにまして主観的な表現が込められています。
Keeley TS-9 MOD PLUSを紹介いたします。
なお、このエフェクターのレビューをいただける方はこちらよりお願いいたします!
これまた、見た目はオリジナルのTS-9と似ています。(当たり前ですが)
しかし、中身はかなり異なります。
先日紹介した、AnalogManのTS-9は現行TS-9のエフェクター臭い部分をナチュラルな音質にした、という表現をさせていただきました。
少し危険な言い方ですが、現行のTS-9しか知らない人にAnalogManをブラインドテストをしても、TS-9だとわかるサウンドだと思います。それは、中域の甘いトーン、高域がカットされた音質、そして特有の「癖」が残っているからです。
しかし、このMOD PLUSをブラインドテストをしてもTS-9だと思う人は少ないと思います。
中域の甘いトーン、高域がカットされた音質はあります。しかし、特有の「癖」が感じられません。
AnalogManのTS-9が(良い意味で)「鼻づまりサウンド」なら、このMOD PLUSは「鼻声っぽいけどあくまで地声」とでも言えばいいのでしょうか・・・。
まず、高域の出音が非常にまろやかです。まるで50年前のピックアップにプラグインしたときに出る、かどが取れたまろやかな高域です。音抜けは良いのですが、だからといって高域が痛いわけではありません。
下手したら、現行のマーシャルアンプでもここまで自然な高域は出ないのでは?とも思います。
そのお陰もあって、使える音のレンジが広いです。
AnalogManのTS-9はレスポールでは難しそうだと書きましたが、こちらの場合はレスポールでもいけそうです。
(いずれも試していないので、あくまでそう思っているだけです。)
バッキング用としても、それなりに幅広く使えます。バッキングで弾くと少しざらついている感じがしますが、これも比喩になりますが、砂利を踏んでいるようなジャリッとした感じではなく、海辺にある丸い石を踏んでいる感じです。
ちなみに、Keeleyのページの解説を見ると、U2のジ・エッジ(ギタリスト)がライブで使っていると文頭に書かれています。ジ・エッジのビンテージトーンは、美しい色彩のように曲に彩りを与えていますが、そのジ・エッジが使っているということを、開発者として純粋に喜んでいるとも思えます。
(自分はU2のサウンドが非常に好きなので、勘違いしているだけかもしれませんが。。。ちなみに前回の埼玉アリーナのライブは最高でした。)
とここまで書いておりますが、実はこのエフェクターは手元にありません。知り合いから一時期借りていましたが、つい先日返してしまいました。
なので、すみません。サンプルがあげられません。
代わりと言うわけではありませんが、実はKeeley TS-9 MOD Bakedは持っています。
次回は、このKeeley TS-9 MOD Bakedを紹介したいと思います。
【外部リンク】
・楽天でKeeley TS-9を検索する。
・YahooオークションでKeeley TS-9を検索する。
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