こんばんは、ニューヨークに来てから毎日鼻血が出ていて、今も鼻血を出しながらこの記事を書いています。
このままだと周りから見た僕の印象は、鼻血以上でも以下でもなくなりそうで怖いです。
で、今日はGretschから6119/テネシーローズの新作が出るとのことで、ご紹介したいと思います。
今までのテネシーローズのラインナップと大きく違うところは、塗装にポリウレタンではなく、ラッカーを使っているというところです。
他に、既存のものと比べ大きな変更点はありませんが、簡単にご紹介いたします。
■G6119L
G6119Lはテネシーローズの中でも6120に近い仕様です。というのは、ボディ厚が他の6119より太めで、Fホールもシミュレイテッドではなく、本物の穴が開いています。
他の6119はテネシアンの復刻というイメージが強いですが、G6119Lに関してはテネシアンと言うよりも、新しいタイプのギターです。ピックアップはフィルタートロンを搭載しており、ブリッジもT.O.Mが乗っています。そして、古いGretschの特徴の一つである0フレットはありません。
ちなみに私が一番初めに手に入れたGretschはこのタイプのものでした。穴が開いている分、シミュレイテッドFホールのGretschより、気持ち分、音抜けが良かった気がします。
また、ハウリングの心配をされる方もいると思いますが、造りがしっかりしているためか、そこまで気になりません。
MarshallのJCM900をライブや練習で使った際、Gainを12時くらいにしてもハウリングはなかったと記憶しております。
■「G6119-1962FTL」、「G6119-1962HTL」
この二つの違いは、ピックアップのみです。おそらく型名もそれに準じて付けられているものと思われます。
FTL=FilterTron、HTL=Hi-LoTronかな?
これらのギターはテネシアンの復刻版です。ボリュームノブやスイッチ類、ブリッジや0フレットが付いているところも同じです。(ただ、厳密にいうとボディを構成している板の厚さについては違うと思います。)
それにしても、今回の特徴は前述の通りラッカー塗装というところですが、これがどこまで音に影響を与えるのかというところですね。
古い古いGretschはラッカーを使っているタイプのギターもあるようですし、6120にもラッカー塗装のギターがあったと思いますが、実際の違いは引き比べたことが無いので、私もわかりません。
ただ、このギターに対し「とりあえず造ってみました」感を微妙に感じてしまうのは私だけでしょうか??
日本限定発売であることを考えるとより一層そう感じます・・・。
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