Gretschの音を良くすることを目指して・・・備忘録

最近、ギター関係のニュースが特に見当たらないから、という訳ではありませんが、たまにはコラム的な物を書いて見ようかと・・・。

で、題目はGretschの音を良くする・・・「良くする」と書くと語弊がありそうですが、もっと音に芯を持たせたいというか、音をシャープにしたいなぁ、と。

対象は、今手元にある61年製のJet Firebirdです。
Jetは、当時から同社の中でもソリッドタイプというカテゴリーに入っていたと思うんですが、そのくせにこのJetはフルアコっぽさが随分とあります。。。悪く言えば、音がボワっとします。

こういうと、「Gretschってそんなもんでしょ？」とか、むしろ「だったらストラト買えばいいじゃん！」とか言われそうです・・・が、もう買っちゃったし、高かったし・・・他のギターには無い「所有欲」を満たしてくれるので、やっぱりこいつを使わなければなりません。

前置きが長くなりました・・・、とりあえず、今回は「音をシャープにする、芯を持たせる」と、自分にしては珍しく目標が明確なので、それに向けてできる事を試してみようかと思います。

で、下に思い当たる10項目をまとめてみました。これを実行する事でスーパーJetができるはずです。

()内は想定価格、そして順番は安い順です。

1. 弦をFender製などの、ジャリジャリするタイプへ変更する。(800円)
   →手軽に試せて効果は少しありそう！
2. 電装系を変更して、PUセレクターと1ボリュームのみに変更する(5,000円)
   →ちょっと視点がずれてる気もしますが、これも効果はありそう！、ボリュームポッドも１つで十分だし、トーンセレクターなんてもっと必要ないので。
3. ナットを代える(7,000円??)
   →これも王道ですが、多分必要。
4. ペグを代える(13,000円)
   →これは意味ないかな・・・
5. ブリッジを変更する(25,000円)
   →既に純正のアルミ製(？)のブリッジからゴトー製のブリッジに変更済みです。(これは効果が大きかった)、なので、今回はゴトー製からカラハムとか高い物に変更するってことですが、値段程の価値はあるだろうか？？
6. ピックアップを交換する(30,000円)
   →さしずめ、TVJonesのマグナトロン当たりが良さそうですが。。。現在Hi-Loトロンなのであまり意味ないかも。。
7. フレットを交換する(65,000円)
   →経験上、効果はそこそこあると思いますが、値段はそれ以上に高いような。。。
8. リフィニッシュをする(75,000円)
   →値段程の効果はないんでしょうが。。。
9. センターブロックをつっこむ(不明)
   →おそらくこれが一番効果が高いと思います(仲のいい楽器屋さん曰く)。普通のフルアコは滑り台のような、形のがっちりしたブロックが入ってますが、グレッチは柱程度の物しか入っていないとの事。そして、そもそも自分のJetはそれすら入ってなさそうです。
   問題は、値段・効果が不明なこと。
10. 練習をする(プライスレス)
    →お金で買えないからこそ、お金で買えるという安易な選択をしてしまう訳です・・・。

と、思いつく事を並べてみましたが、これを全て実行するとなると20万円を超える訳で、これなら現行の質の良いGretschを買った方が安くあがるという意見もありそうです。

個人的に一番試してみたいのがセンターブロックを入れる事です。
東急ハンズ当たりで長方形のメイプル材を買ってきて、ブリッジの下当たりに入れてみようかと・・・効果がありそうだったら正式にお店に頼めばいいかな。

とか考え中です。もしくは安い順に少しずつ試していくとかかな？？