昨日に引き続いて、もう一本ギターを紹介させていただきます。
知る人ぞ知る(?)EpiphoneのOlympicです。
EpiphoneのOlympicを知っていても、このギターは「??」と思った人も多いと思います。
そうなんです。かなりの改良がされています。
オリジナルは以下のようなギターです。(どこぞのイギリスのショップから勝手に写真を借りてきちゃいました。)
自分が購入した時点でトレモロブリッジが外されていましたが、そこから、ピックガードとピックアップを変更しました。
8年位前に7万円で購入しました。
7万円というと、Fender Japanの中位クラスと同価格ですが、音の方はというと・・・
信じられないほど素晴らしいサウンドです!
過去に72年製のテレキャスターデラックスを持っていたのですが、比べ物にならないくらい良い音がします。
(もちろん、テレキャスとは音の傾向が違うのは承知の上ですが、それでも明らかでした)
ただ、見た目の問題なのか?人気が無いため音の割には安く売られています。
一応このギターの特徴を挙げると・・・
- 当時のEpiphoneは、Gibsonと同じ工場、体制、パーツを使っていたため、出来はしっかりとしている
- 1Pマホガニーボディ&ネック、指板は安物とはいえハカランダが使われている。(ハカランダ説は疑わしい)
- 重さは、超軽量の2.4グラム
ちなみに肝心の音はというと、生音は60年代のストラトの高域を少し押さえて、中域を少し出した感じです。
(といっても、60年代のストラトは、ほんの少ししか弾いたことありませんが・・・)
オリジナルのピックアップは、シングルコイルのように見えますが、造りはP-90に近いようです。
そのピックアップは、なんともいえない甘いトーンが出て、とてもいい音がしたのですが、ハウリングがひどかったので直そうと思って壊してしまいました。
仕方が無く、今はレースセンサーのゴールドを乗せていますが、ちょっと相性が悪い気がしています。
レースセンサーブルーを乗せていたときは、結構良かったんですが。。。
ちなみに、ピックアップを変える際には、ピックガードから作り直す必要があります。寸法が違います。
また、弦の幅が特殊なため、通常のストラトのシングルコイルでは、ポールピースとの位置が合いません。
なので、ポールピースではなく、バータイプのピックアップがお薦めです。(レースセンサーやホットレイルのような)
いろいろと問題がありそうに書いてしまいましたが、店で見かけたら是非試奏してみてください。
本当に、本当にいい音がします。ただし、ピックアップのハウリングの有り無しには注意必要です。
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