今回は、もう手放してしまいましたが私が始めて購入したGretschについて書いてみたいと思います。
Gretsch 6119 Tenesse Rose(Fホール穴あり)です。
なお、この機器は私の運営するサイトでもいくつかレビューを投稿いただいております。
詳細はこちらをご覧下さい。(私がしているものもあります。)
なぜGretschを買ったかというと、非常に初歩的な理由です。単純に音が独特でGretschでしか出せない音があり、見た目も格好よかったからです。あとはホロウボディのギターが欲しかったということもあります。
自分にとってGretschの音というと、ブライアン・セッツァー(オーケストラ)のランブル・イン・ブライトインのイントロでEmをコードで鳴らしているあの音が思い浮かびます。(その影響で、今も新しいギターを試すときは、必ずはじめにEmを弾いてしまいます。)
なので、本当は6120の方がふさわしかったのかもしれませんが、色がオレンジより赤のほうが気に入ったのでこちらを買いました。
最初は、Gretschを手に入れた嬉しさでとにかく弾きまくっていましたが、ある日気づいてしまいました。
それは「どうやってもGretschの”あの音”が出ない・・・」ということです。音作りが慣れていないのかと思い、そのうち出せるようになるだろうと思っていましたが、根本的な部分が違うこと気づきました。
まぁ、その問題はピックアップをTV Jopnesに変更したらある程度は解決したのですが、TV Jonesをつけてから「このピックアップをもっとソリッドぽいギターにつけたらもっと良くなるのでは??」と思い、結局のところ1年も使いもせずに売ってしまいました。
今だからある程度は客観的に見れると思いますが、なんだかんだ言っても現行のGretschについて思うことは、これはこれで優れた楽器だと言うことです。
単純にホロウボディのギターが欲しい場合に、ES-335とかと弾き比べた結果、Gretschを選んだ・・・という理由であれば何の問題も無いと思います。
ただ、私みたいにGretschの音を明確に”あれだ!”という風に思ってしまっている場合には注意が必要です。
ビンテージのGretschトーンがイメージにある状態で現行のGretschを購入すると、十中八九は後悔すると思います。(もちろん、それを判った上で購入されている方もいらっしゃいますが。)
細かい型番にまでこだわらなければ、ビンテージと現行の比較ができるお店も多いので、是非両方お試しいただければと思います。(個人的にはビンテージの場合、66年以前の物がお勧めです)
ちなみに、売ってそれからすぐに買ったのは、次回紹介するG6121 RoundUpです。
結局、このギターはもっと早く手放してしまいましたが。
【外部リンク】
・楽天でGretsch 6119を検索する。
・YahooオークションでGretsch 6119を検索する。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。