今回は久々に機材の紹介をしたいと思います。
RadiaのTRI MODEです。
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Radialのオーバードライブペダルとしては、ToneBone Classicが有名ですが、大まかに考えるとToneBone Classicを2チャンネル仕様にしたものです。
この2チャンネルですが実はチャンネル1とチャンネル2では歪みの量が多少異なり、チャンネル2の方が歪んでおります(歪み以外の音質は同じのように聞こえます)。なので、使い方としてはチャンネル1はバッキング、チャンネル2はリード用という位置づけになることが多いと思います。
例のごとくスイッチがたくさんついていますので、チャンネルごとに独立、もしくは2チャンネル共通部分を含めて説明すると以下のようになります。
【チャンネルごとに独立】
- LEVEL(ボリューム)
- DRIVE(Gain)
- MID BOOST(OUT、7dB、10dBの3択)
【2チャンネル共通】
- HIGH
- LOW
- FILTER
- TOP END(BLIGHT、FLAT、DARKから3択)
- DRIVE GAIN(HIGH、MID、LOWから3択)
つまり、ボリュームやGain関係は独立していますが、イコライザー関係は共通です。
イコライザーは共通ですが、私が今まで使ってきた中で使いづらいと感じたことはありませんが、1チャネルと2チャネルでそれぞれ異なるサウンドが欲しい方には注意が必要かもしれません。ただ、その場合でもMID BOOSTがついているのである程度は解決できるとは思います。
さて実際の音のほうはというと、Radialのエフェクターはどれも良い音がしますね。これも例外ではありません。
ただ最近、Radialのエフェクターには共通して「硬い部分」があることに気づき、これもやはり「硬いポイント」があります。言葉ではうまく表現できませんが。
とは言っても音が良いことには変わりありません。ということで、サンプルを録りました。
セッティングは、Gretsch6128 → これ → PC(Mac)です。いつもと同じです。
実は、このGretschは61年製のビンテージのくせにピックアップは現行物という、嬉しくない仕様になっています。
この現行のピックアップは音が硬い上に、歪みとの相性がすこぶる悪いです。音がキンキンになったりブーミーになったりなので、近々変更の予定です。
けどその割には少しはまともに聞こえるのはTRI MODEのお陰です。
(演奏は相変わらず駄目駄目ですが)
Gretschに合う歪みというのもなかなか難しいですね。
コメント
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