今回はピックアップの紹介です。
今現在は使っていませんが、長い間お気に入りのピックアップとして使っていました。
DimarzioのEvolutionです。もう10年位前にリリースされたピックアップですが。。。
このピックアップは賛否両論がかなりはっきりしています。個人的には賛成派です。
音の傾向としてはハイファイです。
確かに、Dimarzioのピックアップでビンテージトーンを狙っているものは多くありませんが、その中でもこのピックアップの存在は少し特殊だと思います。
トーンは、よく「ドンシャリ」といわれていますが、そんなことは無いと思います。むしろ、高域、中域、低域がフラットにでます。ただ、深く歪ませても音の分離がくっきりしています。この辺りがドンシャリに間違われるのだと思います。また、音の分離がくっきりしている分、歪ませてもコード感が失われませんが、1音1音がくっきり出てしまうので、メタルのような高速リフではしつこくなりますし、ハードロックでは音の傾向が少し異なると思います。
そういう意味では、俗に言う「Dimarzioの音」を期待して購入した方は、違和感を感じると思います。
おそらくこのピックアップは、00年代UKロックやオルタナティブロック系のギタリストに向いていると思います。歪ませてもコード感がくっきりしていますし、歪み、空間系エフェクターの乗りも良いです。
その上、なんといっても、このピックアップはトーンのイメージが暗めです。メジャーコードよりマイナーコードの方が似合います(←適当な表現ですみません・・・)
Dimarzioというよりは、Rio Grandeのピックアップに近いかもしれません。
【外部リンク】
・サウンドハウスでDimarzio Evolutionを検索する。
・YahooオークションでDimazio Evolutionを検索する。
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