久しぶりの更新になってしまいました。駄目ですね・・・サボり癖がついてしまうと。
で、今回はME-70のMODULATIONエフェクトについて説明いたします。
ツマミは基本的には、RATE、DEPTH、E.LEVELです。エフェクトのタイプによってはE.LEVELがRESONANCEになります。
なお、ME-70内部の配列では、MODULATIONはPREAMP・OD/DSの後ろ側にあるため、歪ませたときに強くかかります。
1 : 「CHORUS」 微妙に揺れる音を加えて、広がりと厚みのある美しい音色に変えるステレオ・エフェクトです。
→ 少し癖のあるコーラスです。少し強めにかけないと効果がわかりにくいです。私はRATE 50 、DEPTH 80、E.LEVEL 99を基準に好みの音へセッティングします。これくらい極端にかけないと効き目わかりづらいです。ですがRATEを上げすぎるとハーモナイザーを汚くかけたような音になります。BOSSのCEシリーズより、Whammy PedalのDETUNEエフェクトに似ていると思います。
それなりに綺麗なコーラスですが、T.Cやfulltoneにはいまひとつ及ばない印象があります。
2 : 「PHASER」 位相をずらした音を加えて、音にうねりを与えるエフェクトです。
→ 普通のフェイザーですね。というか自分は普段フェイザーを使わないのでよくわからないです。。。
ちなみに、E.LEVELがRESONANCEの役目をします。
3 : 「FLANGER」 ジェット機の上昇音/下降音のようなうねりを与えるエフェクトです。
→ これもコーラスと同じで悪くは無いんですが、すごくいいというわけではありません。ですが歪ませた場合、結構きれいにうねってくれます。(きれいにうねりすぎて酔いそうになります。)
4 : 「ROTARY」 回転スピーカーの効果が得られるステレオ・エフェクトです。
→ うねり具合(?)としては、 「CHORUS」と「FLANGER」の中間です。(あくまでもこのME-70での話です)、ME-70の「CHORUS」では、RATEを高めにしても金切り音がするのみなので、ビヨビヨ~っと言ったサウンドが欲しいときにはこちらを使いましょう。
5 : 「UNI-V 」 60年代のロック・サウンドに欠かせないUni-vibeのモデリングです。
→名前からして、Dunlop製のUni-vibeと比較してしまいますが、こちらのほうが癖は弱めです。私はDunlop製の癖の強さが好きになれませんでしたが、こちらは気に入っています。人によっては物足りないと感じると思います。
6 : 「TREMOLO」 音量を周期的にかえることで、レトロな効果が得られます。
→ 私はTREMOLOは飛び道具でしか使わないので評価できませんが、少なくても飛び道具としては十分な役割を果たしてくれます。
7 : 「VIBRATO」 通常のギター奏法では得られない激しいビブラート効果が得られます。
→ 取り説の説明どおり、ビブラートです。BOSSだけあってJC-120のそれと同じようなイメージです。
8 : 「HARMONIST」 ツイン・ギター風のハーモニーを作ります。
→ 正直いってそこまで優秀なハーモナイザーではありませんが、十分な実用的に使えます。ハーモナイザーは使ったとしても数十秒ぐらいだと思うので、そう考えればこのくらいの質で十分だと思います。
9 : 「OCTAVE」 1オクターブ下の音を重ねて厚みを加えます。
→ これはそのままBOSSのOC-2が入っていると思っても差し支えないと思います。OD/DSチャネルのFUZZが弱いのが本当に残念です。
10 : 「DELAY」 音を遅らせ、山びこのような効果が得られます。ディレイ・タイムは
10~990ms(ミリ秒)で第2のディレイとして使うことができます。
→ もちろんここのディレイを使いながらディレイチャネルのディレイを使うことが出来ます。ここにあるお陰で、幅広くディレイの音作りが行えます。
ちなみにここにあるエフェクトはそれぞれ同時がけができません。あくまでどれか一つを選ぶことになります。同時がけがどうしても必要な場合はGT-10を選ぶ必要があります。
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