今回は昨日に引き続き、KeeleyのTS-9を紹介致します。
まず、このエフェクターを手にして最初に思ったことは、LEDが明るすぎてツマミの設定が困難です・・・本当です。
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Keeley氏本人が言うには、従来の(TS-9の)3倍の歪みを得る事ができるとの事です。
そして、オペアンプにはTI-RC4558Pを使い、その他の部品にも厳選されたコンデンサーを使用する事によって、クリアなトーンを実現していると書いております。
また、入力インピーダンスを510k ~ 620kに調整する事により低ノイズを実現したとの事です。
さて、実際に私が使った感想ですが、確かにかなり歪ませることが出来ます。3倍というのは正直よくわかりませんが、Driveのツマミが9時の位置付近で、従来のTS-9のDriveを全開にした時と同じくらいの歪みが得られます。
歪みのレンジとしては、BOSSのDS-1と同じくらいだと思います。(音質が難しいので、比較が難しいですが・・・。)
そして、従来のTS-9の特徴である中域の太さはあるので、ハードロックやメタルなどのギターソロ用としても使うことが出来ます。
その反面、Driveの位置が12時以降になると少しずつブーミーになります。
今回もサンプルを録りました。参考になるかは微妙ですが、以前紹介したAnalogManのBrownも併せてUPさせていただきます。
AnalogManのDriveは全開ですが、KeeleyのBakedはDriveのツマミが9時の位置です。
トーンは共に4時の位置です。Levelは同じ音量になるように適当に合わせています。
セッティングは共通して、Epiphone → TS-9 → PC(Mac)です。
こう聞き比べてみると、あまり変わらないようにも聞こえますね(汗)
ちなみに曲は、Oasisから拝借しております。
Keeleyのほうが、中~低域が若干出ます。(コード弾きになると少しわかりやすくなります。)
そして両方とも、弦が錆びているのがばれる程に原音が再現されています(特に6弦)
Keeley TS-9 MOD Bakedの用途としては、現行のTS-9より歪みが必要で、ナチュラルな音が欲しい場合にこの上ない戦力になると思います。
私は使い方を模索中です。。。